ニッケルハルパ
■ニッケルハルパは、
ニッケルハルパは、スウェーデンの民族楽器です。中世ヨーロッパ北部で存在していましたが、現在はスウェーデンのウップランド地方が中心となっています。50スウェーデンクローネ札に描かれているほど、スウェーデンに根付いた楽器です。
形はバイオリンに似ており、弓で演奏します。しかし、指で弦を直接押さえず、フレットの代わりに弦を押さえるタンジェントと呼ばれるキーで弦を押さえます。
そのため、始めての人でも弾きやすいといえます。弦はメロディ弦3本(A、C、G)、ボドゥン弦(ドローン弦)1本、共鳴弦12本の計16本の弦を備えており、エコーがかかったやわらかい音色がします。構え方は、形は似ているといってもバイオリンと全く異なり、楽器を首から下げ、鍵盤の部分が少し下を向くように構え、重みで下を向いている鍵盤を押し上げるようにして弦を押さえます。
現在、エレキニッケルハルパやアルトニッケルハルパが作られています。
●日本ニッケルハルパ協会 HP
http://www.nyckelharpajapan.org/
●Olov Johansson HP
日本で最も知られているニッケルハルパ奏者であるOlov Johanssonのホームページ
です
http://www.olovjohansson.se/
●スウェーデン音楽と民族楽器ニッケルハルパのサイト
ニッケルハルパ奏者の本田倫子さんのホームページです
http://www.geocities.jp/nyckelharpa186/
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
●Rough Brunch
メンバーにニッケルハルパ奏者トリタニ タツシの民族楽器楽団
http://www.saharableu.com/roughbrunch.html