龍笛(りゅうてき)

■ 龍笛(りゅうてき)は、

雅楽で使う管楽器のひとつで、材質は竹製で両端に樺巻きがされており、7孔で作られています。
雅楽の楽器の中では2オクターブという広い音域(E5〜D7)をもちます。
低い音から高い音の間を縦横無尽に駆け抜けるその音色は、空を飛ぶ龍の鳴き声であると言われ、それが名前の由来となっています。


古くから貴族や武将に好まれ、堀河天皇や源義経、源博雅(みなもとのひろまさ)など龍笛にまつわるエピソードはいくつも伝えられており、また、清少納言も『枕草子』の中で、「楽器の中では、笛がとても良い」と書いています。


龍笛はシルクロードを伝わって、ヨーロッパでフルートになったといわれています。

演奏家紹介

出口煌玲
http://www.ruby.co.jp/khorey/

鯉沼廣行:横笛奏者(篠笛・能管・龍笛) の公式ホームページ
http://green.zero.jp/hiroyuki_koinuma/index.html

城山如水の徒然日記(しの笛・龍笛奏者、作曲家)
http://aoitori.blog.so-net.ne.jp/

伶楽舎(雅楽演奏グループ)
http://reigakusha.com/

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